シミやたるみ・しわの原因にもなる『紫外線』。
そんな紫外線対策には『日焼け止め』が大切です!
ただ、日焼け止めは一般的には塗り直しが必要と言われており、「塗り直しできない」「塗り直し面倒…」という方は塗り直し不要の日焼け止めがないか気になるところ。
そこで!日焼け止めの塗り直しが不要な場合や本当に必要な塗り直しの頻度、おすすめの塗り直し方などを一挙にご紹介します!
日焼け止め塗り直しができない?不要なのはどんな時?
忙しい仕事の合間や学校の授業など、日焼け止めは朝に塗ったっきりなかなか塗り直す時間が無い方は多いと思います。
そんな日焼け止めの塗り直しができない方におすすめの塗り直し不要の日焼け止めは『紫外線散乱剤』タイプの日焼け止めです!
一般的にSPFやPAの数値が高い日焼け止めは「紫外線吸収剤」が使われているイメージがあるため、誤解されがちなのですが、実は違うんです。
では塗り直しが不要になる一定条件とは何なのか?
それは「日焼け止めが落ちない」ということ。
敏感肌用オリジナル化粧品『CeraLabo(セララボ)』をプロデュースする、美容と化粧品の専門家『かずのすけ』さんのtweetでも⇩このように書かれています。
対して「紫外線散乱剤」タイプの日焼け止めは構造の崩壊が起こらないので時間経過で効果が落ちることはほとんどありません。落ちてさえいなければ一日中塗り直ししなくても効果を持続できます。ただしパウダー成分のため汗に流れやすく、運動時やプールなどでは頻繁な塗り直しが必要になります。
— かずのすけ (@kazunosuke13) June 12, 2019
ちなみに、紫外線散乱剤タイプの日焼け止めというのは『紫外線を反射・散乱させて皮膚を守る働きがある日焼け止め』を言います。
一方、紫外線吸収剤は紫外線を吸収して熱や赤外線などのエネルギーに変化させて放出させる日焼け止めのことです。
また上記のtweetの裏を返せば紫外線吸収剤は構造の崩壊が起こるため、たとえ生活をする中で日焼け止めが落ちなかったとしても塗り直しが必要ということになります。
『セラネージュ UVクリーム』は、汗で流れたりしない限り効果が一日中持続し塗り直しの必要はないという優れもの。
SPF30・PA+++で、日常使いはもちろん屋外での軽い運動やレジャー程度であれば全く問題なく使える日焼け止めです。
「紫外線吸収剤」以外にも「酸化亜鉛」「亜鉛系成分」「エタノール」「染料」「タール色素」「植物エキス」「着色剤」「香料」「精油」も不使用で、まさに敏感肌の方々を思った日焼け止め。
「日焼け止めが落ちない」というのが塗り直し不要の条件。
ただし!こちらもやはり普通に生活していても、手や衣類についてしまったり、汗をかいたり、トイレの後にタオルで手の水分を拭き取った時など、日常生活の様々なシーンで日焼け止めは落ちていってしまいます。
ちなみに、汗や水に強いウォータープルーフの日焼け止めも同じで、耐水テストの結果では80分程度が一般的で、日焼け止め効果は長時間保てないのです。
つまり、日焼け止めの塗り直しが完全に不要な時は「ない!」ということ。
「でも、室内だったら汗かいてないし塗り直しはいらないでしょ?」と思った方…
残念ながら×なんです。
つまり、室内で過ごす場合でも日焼け止めを塗らなければ紫外線対策ができていないというわけです。
また、「室内で過ごして汗かいていない」と思っている場合でもじわっとした汗や摩擦で日焼け止めは落ちていってしまっています。
とはいえ、紫外線散乱剤タイプの日焼け止めであれば「落ちたところだけ塗り直せば良い」ので、
「日焼け止めの塗り直しができない!」
「日焼け止めの塗り直しがめんどくさい!」
という方は、紫外線散乱剤タイプの日焼け止めを使うのがおすすめです。
日焼け止め塗り直しが必要な場合とその頻度は?おすすめの方法も!
日焼け止めの塗り直しは、さきほどお伝えしたように
・紫外線散乱剤タイプなら落ちていない限り不要
・紫外線吸収剤タイプなら構造の崩壊が起こるので2時間~3時間おき
となります。
環境省が報告した『紫外線 環境保健マニュアル2015』の38ページにも
「日焼け止めは皮膚の上にあってはじめて効果を発揮します。いったん塗った日焼け止め化粧 品もそのあと手や衣類に触れることによって、あるいは汗をかいたりそれをタオルやハンカチ で拭いたりすることによっても落ちてしまいます。落ちたと思ったときにすぐに重ね塗りする か、そうでなければ、2、3時間おきに塗り直し(重ね塗り)をすることをお奨めします。」
引用URL:https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full/matsigaisen2015_full.pdf
と記載があります。
ただし、紫外線散乱剤でも紫外線吸収剤タイプでも
- 汗をかいた時
- タオルで拭いた時
- 泳いだ後
- 紫外線に敏感な人
- 日焼けをしやすい「肩」「胸」「額」「鼻」「頬」
など、状況に応じた頻度での塗り直しが重要です。
では、メイクの上から日焼け止めを塗り直す正しい手順はどのようにすると良いのでしょうか?
ポイントは次の4つです!
- ティッシュで油分をオフ
- 部分的にカバーをする
- UVカット効果のあるフェイスパウダーを使う
- スプレータイプの日焼け止めを使う
順番にチェックしていきましょう!
①ティッシュで油分をオフ
日焼け止めを塗り直す際に、汗や皮脂が浮いている上から日焼け止めを塗り直すと「くすみ」や「ヨレ」の原因になってしまいます。
まずは、ティッシュやあぶら取り紙を使って、汗や皮脂・メイクの汚れをオフしましょう。
②部分的にカバーをする
①でオフした時に崩れてしまったメイクは、コンシーラーやファンデーションで部分的にカバーしましょう。
全体的に崩れていない限り部分的にカバーするだけで十分なんです。
また、部分的なので時短にもなります。
③UVカット効果のあるフェイスパウダーを使う
最後にUVカット効果のあるフェイスパウダーを使うと日焼け止めの塗り直しができます。
「軽く・薄く」を意識して、厚塗りにならないようにするのもポイントです。
④スプレータイプの日焼け止めを使う
③のフェイスパウダーで終了しても良いのですが、より紫外線をカットしたい場合はスプレータイプの日焼け止めを使いましょう。
顔に使えるミストタイプがおすすめです。
また、スプレータイプの日焼け止めは、背中や髪の毛にも使えるので全身の紫外線対策におすすめです。
スプレータイプの日焼け止めは、どこでもサッと使える便利なアイテムなので、塗り直し専用として1つ持っていると便利なアイテムですよ。
日焼け止め塗り直しできない問題まとめ
日焼け止めは、2時間~3時間おきに塗り直すことが効果を発揮できるポイントです。
しかし、どうしても日焼け止めの塗り直しができないという方は、かずのすけさんがプロデュースの『セラネージュ UVクリーム』がおすすめです。
また、室内で過ごすことが多い日は、室内に降り注ぐ紫外線量を減らす『UVカットカーテン』や『UVカットフィルム』を使うのも一つです。
将来のシミ・たるみ・しわの予防のためにもしっかり紫外線対策していきましょうね。