体に優しいイメージがある蕎麦湯ですが、実は塩分が高い!?という情報も…。
そこで「蕎麦湯の塩分は本当に高いのか?」蕎麦湯の塩分について徹底調査しました!
また、「蕎麦湯とそばつゆの飲み方」について、注意すべき点や飲み方のマナーも紹介!この記事を読んで、蕎麦湯とそばつゆの体に優しい飲み方やマナーをマスターしましょう!
蕎麦湯の塩分は高い!?飲まない方がよいのか徹底調査!
蕎麦湯を体に優しいと思って蕎麦湯をそのまま飲んだり、蕎麦湯を楽しむために残しておいた、そばつゆ、薬味と割って蕎麦猪口(そばちょこ)で2、3杯楽しむ方も多いと思います。
しかし!蕎麦湯には塩分が含まれる場合もあるんです。
体に優しいと思っている蕎麦湯に塩分があるとしたら…気になる。
「場合」ということは、全部という訳ではなさそうです。では、どんな場合に蕎麦湯に塩分が含まれるのでしょうか?調べていきたいと思います。
その違いは、ズバリ、生麺か乾麺かの違いなのです。
お店で仕込んでいる手打ちそばの場合は、蕎麦粉、水、お店によってプラス小麦粉だけなので塩は不使用です。
パスタを茹でる時みたいに塩を入れることはないので、手打ちそばの場合、蕎麦湯の塩分はゼロです。しょっぱくないです。
では、次は乾麺です。
お家に乾麺の蕎麦がありましたら、パッケージの裏を見てください。
食塩の文字があると思います。
なぜでしょうか?
お蕎麦を乾麺にすると、コシがなくなり、コシの無い麺は茹でた時にプツプツと切れてしまいます。
そこで、乾麺の中に塩を入れることにより、乾麺にした時に失われてしまうコシが復活して、その結果プツプツ切れずに茹でられるようになります。
という訳で、蕎麦湯に塩分が含まれるのは茹でたお蕎麦が乾麺の場合です。
最近では塩分不使用の乾麺もある様です。
パッケージを確認してみてください。
ですので、蕎麦湯を飲むのはお店の手打ちそばの場合が多いので、あまり気にしなくて良いのではないでしょうか。
因みに、乾麺にどれ程の塩分が含まれているかというと、
- 1人100gの蕎麦乾麺の場合 含まれる塩分量は2.2g
茹でると塩分は出ていきます。
袋に記載のある時間で茹でた場合、茹で上がった麺に残る塩分量は3〜2割程度です。
つまり、7〜8割程度の塩分がお湯に残るということになります。
100gに含まれていた2.2gの塩分はお湯に約0.66g〜0.44g出ています。
だいたい、1.5リットル程のお湯で茹でますので、もしお猪口いっぱい分を飲んだとしても、塩分取りすぎではなさそうです。
目標とされている食塩相当量(1日) | |
成人男性 | 7.5g未満 |
成人女性 | 6.5g未満 |
(引用元:厚生労働省のホームページ)
蕎麦湯やそばつゆの体に優しい飲み方やマナーは?
では、蕎麦湯を出せれた時の飲み方やそばつゆの体に優しい飲み方やマナーはあるのでしょうか。
蕎麦舐めてた💦
意外と量があって満腹😋ところで蕎麦湯の飲み方はこれで合っているのかな? pic.twitter.com/bNCjpCE4wE
— すててこ(すててこててすこ) (@GuOnigili) March 25, 2020
では早速調べていきましょう!
特に決まった飲み方やマナーはないようですが、お蕎麦は音を立てて食べますが、
蕎麦湯を飲むときに音を立てて飲むのはNGのようです。
蕎麦湯が好きな方はそのまま飲んでお蕎麦の香りを楽しんだ後に、そばつゆと割って飲む方が多いみたいです。
残っている薬味を加えることによって、風味を変えて楽しむこともできます。
蕎麦湯のために薬味を取っておく方もいるようです。
太鼓の後は #信州蕎麦
そば処ますだ屋へ速攻移動
もりそば大盛りいただきました
寒い日でも蕎麦湯があればお腹も冷えないし、蕎麦湯はプロテインと言っても過言ではない。
塩分が気になる方は、蕎麦つゆで割らないで、蕎麦湯のストレートがオススメ
薬味を蕎麦湯の為に残しておくのもイイね👍#蕎麦 pic.twitter.com/70it98Vf8V— 鬼之武丸🍖🎹🏋️アンチドーピング講習会はお早めに (@sirocubotousann) October 31, 2021
お蕎麦は血圧を下げる効果があるため、高血圧に良いとされていますが、そばつゆは塩分が多いので、割って飲む時には飲み過ぎに要注意です。
蕎麦湯はなんとなく体に優しそう、というイメージがあります。
実際に調べてみると、その通りで蕎麦湯にはお蕎麦に含まれる良質な栄養素がたくさん溶け出しています。
植物性タンパク質や疲労回復や代謝の維持に効果があるビタミンB1やB2、整腸作用のある水溶性食物繊維があり、昔から信州では「胃腸薬の代わり」に飲まれていたと言われるほどです。
そして、冷たいお蕎麦を食べた後には、あったかい蕎麦湯を飲むことによって
お腹も温まりますので体に優しいです。
まとめ
今回、蕎麦湯の塩分をテーマに体に優しい飲み方やマナーを調べ分かったことをまとめてみました。
乾麺の蕎麦だと塩分が含まれている場合があり、茹でたお湯、つまり蕎麦湯には気にし過ぎるほどの量ではありませんが、塩分が溶け出すことがわかりました。
そばつゆで割って飲む時には塩分x塩分になってしまうので注意した方が良さそうです。
お店やおうちで作った手打ちそばの場合は塩を入れることはないので、塩分のない蕎麦湯になりますので、昔から親しまれているように体に優しい飲み物だということでした。
蕎麦湯を飲む時に音を立てないようにすることと、塩分の高いそばつゆで割って飲む時には飲みすぎないように注意することで、体に優しい、そして栄養のある蕎麦湯を取り入れることができます。
蕎麦湯が出された時にはお蕎麦の香りを堪能し、薬味を上手に使って楽しみたいと思いました。