赤ちゃんが口にするものは、『安心で美味しいものを』と考えるママは多いはず。
特に離乳食は、赤ちゃんだけでなくママも初めてのことだらけで不安も多いですよね。
そこで『自宅で料亭の味が再現できる!』と話題の『茅乃舎だし』をどのように離乳食に使えばよいのかを調査しました。
- いつから使える?
- レシピはどんなのがある?
- 薄め方は?
など、注意点なども紹介していきますね!
茅乃舎だしを離乳食に使えるのはいつから?
自宅で料亭の味が再現できるとメディアでも話題になっている『茅乃舎(かやのや)だし』は、福岡県の久原(くばら)が開発した『だしパック』です。
茅乃舎だしのポイントは、
- 焼きあご・かつお節・うるめいわし・真昆布の厳選された『国産素材』
- 『化学調味料・保存料不使用』
ということ。
『和食料理を手軽に美味しく作りたい』
『旨味たっぷりで安心な離乳食を作ってあげたい』
『添加物の入っていない離乳食を作ってあげたい』
というママの気持ちに答えてくれます。
ただし、離乳食は生後5ヶ月を過ぎた頃から始めるように推奨されていますが、赤ちゃんの発達スピードに合わせるのが一番です。
また、離乳食の初期はまず舌を使って食べ物を飲み込むということに慣れていく時期です。
お粥や野菜・豆腐などをやわらかくしてゴックンできるようになることが目的なので、この時期には茅乃舎だしをはじめ出汁の味を付けた離乳食は、まだ早いと言えます。
そして、 生後7ヶ月から生後8ヶ月頃の離乳食中期・モグモグ期には、出汁を使って風味ある離乳食を食べさせることができます。
茅乃舎だしを使った離乳食もこの『モグモグ期』以降のスタートがおススメです。
ただし、茅乃舎だしは『化学調味料・保存料不使用』ですが、離乳食に使うときの注意点がいくつかあります。
次項で詳しく見ていきましょう!
茅乃舎だしを離乳食に使うときの注意点は?
ズバリ!茅乃舎だしを離乳食に使うときの注意点は、『塩分』『アレルギー物質』です。
茅乃舎だしの原材料は、焼きあご・かつお節・うるめいわし・真昆布以外に
- でん粉分解物 (デキストリン)
- 酵母エキス
- 食塩
- 粉末醤油
- 発酵調味料
があります。
そうです!『食塩』が含まれているんです!
厚生労働省によると、
食塩の1日の摂取基準
6ヶ月~11ヶ月の赤ちゃん:1.5g/日
1歳台:3g未満/日
参考URL:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000042642.pdf
(厚生労働省 日本人の食事摂取基準 2020年版)
とされてます。
茅乃舎だしの塩分量を調べてみると1袋(8g)当たり1.06gと、それだけでほぼ1日の塩分量になってしまいます。
赤ちゃんの胃腸は、まだ発達が未熟なので、塩分が多いと体への負担が大きくなってしまうんです。
そこで!おススメなのが、『減塩茅乃舎だし』です。
減塩茅乃舎だしは、茅乃舎だしと同じ1袋(8g)でも塩分量が0.49gなので、茅乃舎だしよりも大幅に塩分を抑えることができます。
赤ちゃんの負担を考えて、まずは『減塩茅乃舎だし』の離乳食をおススメします。
次に注意すべき点は『アレルギー物質』です。
茅乃舎だしの原材料の一つ『発酵調味料』には、アレルギー物質の『小麦と大豆』が含まれています。
『化学調味料・保存料不使用だから安心!』と思い込んでいてはいけません。
離乳食の意味の一つに、赤ちゃんにアレルギーがあるか無いかを見つけることも含まれています。
ご存知のママは多いと思いますが、離乳食で初めて食べさせる食材は
- スプーン1杯からはじめる
- 初めての食材は1種類だけにして、アレルギーの原因を見つけやすくする
- 平日の午前中に食べさせて、何かあったらすぐ病院に行けるようにしておく
- 食べさせた後に異変がないかよく見ておく
- 遅れて症状が出るアレルギーもあるので、いつ何を食べさせたかを記録しておく
ことが、離乳食のポイントです。
大変だと思いますが、もしも赤ちゃんに何かあってからでは大変です。
ママの頑張りはきっと赤ちゃんにも伝わっています。
『あの時こうしておけば…』が無いようにママも頑張り時です!
私も子ども達が離乳食を食べていた記録をずっと残していました。
数年経った今それを見返すと涙が出そうになるくらい『自分頑張ってたなぁ』と思ってしまいます^^;
では、実際に離乳食に茅乃舎だしを取り入れるポイントを次項で詳しく見ていきましょう!
茅乃舎だしの離乳食レシピ!具体的な薄め方や使い方を紹介!
まず、離乳食に使うときのおススメは『茅乃舎だし』でも『減塩茅乃舎だし』でも薄めて使うことです。
一般的には、
- 離乳食後期(カミカミ期・ 9ヶ月~11ヶ月頃)には、大人の4倍から5倍に薄める
- 離乳食完了期(パクパク期・1歳~1歳半頃)には、大人の3倍程度に薄める
ということが、離乳食に出汁を使う時のポイントと言われているので、モグモグ期の離乳食中期から茅乃舎だしを使用する場合は、もう少し薄めた方が良いかもしれませんね。
出汁は、味付けが薄くても料理に奥深さを与えてくれて、美味しい離乳食の手助けをしてくれます。
さらに、出汁には『グルタミン酸』という『旨味成分』が含まれていて、このグルタミン酸は『母乳』にも含まれている赤ちゃんになじみの深い成分なのです。
ぜひ、塩分の摂り過ぎにならないように美味しくて喜んでくれる離乳食を作ってくださいね。
実際に離乳食に茅乃舎だしを使用された方のTwitterがコチラ↓↓
今日は久原本家で茅乃舎のだしを購入した✨
特別な日のおだしは茅乃舎で決まりなのだ…!!
茅乃舎のだし、野菜だしは離乳食に取り入れたら神のように娘が食いついたので頭が上がらない…— なお@かみねこさん (@kamineko0817) April 14, 2019
味覚を育てる会会長兼医師の僕が離乳食を作るパパママにお勧めしたい
茅乃舎の減塩野菜だし
このだしを使ったお湯で野菜をじっくり煮る事30分
ホロホロで旨味溢れる野菜に、食べやすい形にして出せば
離乳食嫌い、野菜嫌いの子供ももりもり食べられる多めに茹でて大人の分の野菜の煮物も作ろう pic.twitter.com/UVOyQXc5Za
— 岐阜っ子サリー (@kozukozu331) November 11, 2019
など、「今すぐにでも食べさせたい…!」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のために、ここからは茅乃舎だしを使ったおススメのレシピをご紹介します!
ぜひ皆さんも茅乃舎だしを使って、美味しい離乳食を赤ちゃんに食べさせてあげてくださいね。
材料
- にんじん 40g
- 玉ねぎ 40g
- ブロッコリー 20g
- 茅乃舎だし汁 100cc
作り方
- にんじん・玉ねぎ・ブロッコリーを小さくカットします。
もちろん、他のお子さんが好きなお野菜でもOKです。 - お鍋ににんじん・玉ねぎを先に茅乃舎だし汁と煮ていきます。
- ❷がやわらかくなったらブロッコリーも入れて煮ます。
- ブロッコリーにも火が通ったら完成。
製氷機に小分けにして冷凍保存も可能ですし、片栗粉で少しとろみをつけても良いですよ。
材料
- 乾燥ひじき 15g
- にんじん 1/3本
- 鶏ひき肉 50g
- 茅乃舎だし汁 500cc
作り方
- 乾燥ひじきを水でもどします。
- 水で戻したひじきを細かくカットします。
- にんじんを細かくカットします。
- お鍋に茅乃舎だし汁とひじき・にんじん・鶏ひき肉を入れて煮たら完成です。
※月齢に合わせて鶏ひき肉を無しにしたり、醤油や砂糖などで味を調節できます。
ご飯に混ぜでも美味しく食べられますよ。
材料
- かぼちゃ 80g
- にんじん 50g
- ほうれん草 20g
- 茅乃舎だし汁 400cc
作り方
- かぼちゃ・にんじん・ほうれん草を細かくカットします。
- お鍋に茅乃舎だし汁とにんじんを入れて煮ていきます。
- にんじんに火が通ったらかぼちゃを入れて煮ていきます。
- 最後にほうれん草を入れて煮れば完成です。
かぼちゃのほくほく感や甘みが引き立つスープです。
どれも赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合に合わせて薄めたり小さくカットしてあげてくださいね。
また、茅乃舎のだしは袋を破って粉末ごと使う使い方もOK!
お料理にそのまま混ぜることができます。
ご飯に混ぜるだけでも美味しいおにぎりの完成なのでおススメです!
さらに、茅乃舎だしには『玉葱』『にんにく』『セロリ』『人参』『キャベツ』の5種類の国産野菜を使用した『野菜だし』があります。
もちろんスープとしても使えますし、袋を破ってパスタの調味料として、そしてお肉やお魚の下味にも使えるので、料理の幅も広がりますよ!
レシピなど詳しい情報は公式サイトをチェックしてくださいね。
まとめ
こだわり抜いた『国産素材』で『化学調味料・保存料不使用』の『茅乃舎だし』。
離乳食にも使えますが、塩分やアレルギーの点などから離乳食中期のモグモグ期以降に薄めて使うことをおススメします。
ぜひ、美味しくて料理の幅も広がる茅乃舎だしで赤ちゃんに安心・美味しい離乳食を食べさせてあげてくださいね!