グルメ PR

桜餅の葉っぱは食べるべき?地域によるのか関東と関西の違いも調査!

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

春の到来を感じさせてくれる和菓子と言えば『桜餅』。

桜の葉の香りと共にあんこの甘みとほのかな塩気がたまらない桜餅ですが、みなさん桜餅の葉っぱを食べるか食べないか迷ったことはありませんか?

そこで!今回は桜餅の葉っぱを食べる割合や地域によっての違いを探っていきたいと思います。
また、『桜餅』と一言に言っても、実は関東と関西で異なります。

そんな関東と関西の違いなどにも迫っていきたいと思います。

桜餅の葉っぱは食べるべき?食べる割合は?

春の和菓子の代表格『桜餅』。

そんな桜餅を包み込む『葉っぱ』を食べるのか食べないのか迷ったことがある方、実は多いのではないでしょうか?

桜餅の葉っぱは食べるべき?地域によるのか関東と関西の違いも調査!

私もその一人で、今では食べるようになりましたが、子どもの頃は苦味を感じて剥がして食べていたことを思い出します。

そこで、桜餅の葉っぱを食べるのか食べないのか調べてみると2016年のアンケート調査では、↓↓このような結果になっています。

葉っぱを食べる…55.5%
葉っぱは食べない割合…44.5%

【参照元】https://www.news-postseven.com/archives/20160403_399344.html?DETAIL

半分半分という結果になりました!

具体的な意見はというと食べられる方の理由は、

桜餅の葉っぱの塩気も含めて桜餅だから。

という意見が多いようで、一方食べない方の理由は、

葉っぱの味に桜餅の風味が負けてしまう!

という意見があります。

実は、基本的に桜餅の葉っぱは、食べるか食べないかの正式な決まりはなく、自分の好みで決めて問題はありません。

お茶会などの場でも特別なルールはありません。

ただし、桜餅の発祥とも言われる関東の『長命寺桜もち』では、『桜餅の葉っぱを外してから食べること』を推奨されています。

その理由として、桜餅の葉っぱはお餅の香りづけと乾燥を防ぐために付けていて、お餅にうつった桜葉の香りとあんこの風味を楽しんでいただきたいという思いがあります。

同じく『全国和菓子協会』という和菓子を後世に伝えていく団体でも餅にうつった桜の香りを楽しむため、葉っぱは剥いて食べることを推奨されています。

しかし、さきほどお伝えした通り桜餅の葉っぱは食べてもマナー違反ではありません。

大事な事は、『キレイに食べる』ということ!葉っぱを食べる場合も筋だけを残したりせず、キレイに食べるようにすれば問題はありませんよ。

では、なぜ剥がすことを推奨されている桜餅の葉っぱは桜餅に付けられているのでしょうか?
理由を探ってみると3つの理由があることが分かりました。

桜餅に葉っぱがついている3つの理由

お餅の乾燥を防ぐ
まず、桜餅の葉っぱが付けられている理由は『お餅の乾燥を防ぐ』ため。

みなさんもご存知の通り、お餅は乾燥すると固くなってしまいますよね。

それを防ぐために、お餅の周りに葉っぱを巻いてお餅が空気と触れる面を少なくしているというわけです。

香り付け
次の理由は、『香り付け』のためです。

実は、桜の葉っぱは塩漬けにすると『クマリン』という天然香料が出て、その香りをお餅に移しているのです。

さらに葉っぱを塩漬けにすることで、抗菌作用も生まれています。

塩味を付ける
3つ目は、『塩味を付ける』ため。

先ほどの香りづけと同じく、塩漬けした桜の葉っぱを巻くことでほんのり塩気もお餅に移ります。

塩味は、あんこやお餅の甘みを引き立ててくれる重要な役割があります。

これまで気にもしていなかった桜餅の葉っぱですが、実は深い理由があったのですね。

では、次に桜餅の葉っぱを食べるか食べないかは地域によって異なるのか、そして関東と関西の違いについても解説していきたいと思います。

スポンサーリンク

桜餅の葉っぱを食べる地域は?関東と関西の違いも徹底調査!

『桜餅の葉っぱは、自分の好みで食べても食べなくても良いもの』なのですが、実は地域によって違いがあることも分かりました。

一言に桜餅と言っても、関東風の『長命寺』(ちょうめいじ)・関西風の『道明寺』(どうみょうじ)と材料や形が異なる2種類の桜餅が日本にはあります。

関東風の『長命寺』・・・小麦粉が主体の平らに焼かれた生地に丸いあんこが包まれており、そこに塩漬けにされた桜の葉が巻かれている

関西風の『道明寺』・・・道明寺粉という伝統的な粉を使用した生地に丸めたあんこを包み、長命寺と同じく塩漬けにされた桜の葉っぱで巻かれている

この2種類の桜餅ですが、実は関東風の『長命寺』は葉っぱを剥がして食べることが推奨されていて、関西風の『道明寺』は葉っぱと一緒に食べることが推奨されています。

道明寺粉を使用した関西風の桜餅は、葉っぱを食べる前提であんこの甘さが調節されているので、葉っぱも食べることがおススメなんだね。

これらの背景から、生まれ育った地域や食べなれた桜餅によって葉っぱを食べるか食べないかが変わってくるというわけです。

桜餅の葉っぱは食べるべき?地域によるのか関東と関西の違いも調査!

 

総合情報サイト『AllAbout』の『あなたが好きなのは、関東風・長命寺or関西風・道明寺? 桜餅の葉は食べる?』という調査によると

  • 好きなのは、クレープ状の長命寺:葉も食べる………11%
  • 好きなのは、クレープ状の長命寺:葉は食べない……9%
  • 好きなのは、まんじゅう型の道明寺:葉も食べる……68%
  • 好きなのは、まんじゅう型の道明寺:葉は食べない…13%

という結果でした。

桜餅で人気が高いのは関西風の『道明寺』で、葉っぱを食べる人が多いということが分かりますね。
また、関東風の『長命寺』は、葉っぱを食べる人と食べない人の差はほとんどないことも分かります。

スポンサーリンク

まとめ

春の到来を感じさせてくれる桜餅ですが、お餅に巻かれている葉っぱは、食べても食べなくても良いということが分かりました。

その背景には、関東風の『長命寺』は葉っぱを食べない文化・関西風の『道明寺』は葉っぱを食べる文化があったのです。

ぜひ、これから桜餅を食べる時には葉っぱの文化を思い出しながら香りや塩味も楽しんでくださいね。

桜餅の葉っぱは食べるべき?地域によるのか関東と関西の違いも調査!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です