「妊娠中に花火を見ると、赤ちゃんに赤あざができる」
こんな言い伝えを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
迷信だと分かっていても、生まれてくる赤ちゃんに関わることとなると、なんだか気になりますよね><
そこで今回は「妊娠中の花火と赤あざ」について、迷信の真相や原因、対処法を徹底調査しました!
ぜひチェックしてみてくださいね^^
妊娠中に花火を見ると赤ちゃんに赤あざができる?迷信の由来と真相は?
「妊娠中に花火を見ると赤ちゃんに赤あざができる」という迷信は、日本や中国などの東アジアで広く知られています。
あざに関する言い伝えは、他にも次のようなものがあります。
- 妊娠中に火事を見ると赤あざのある子が生まれる
- 妊娠中にお葬式に参列すると黒あざのある子が生まれる
- 妊娠中に転ぶとお腹の赤ちゃんにあざができる
こういった妊娠中のタブーは、火の色から赤あざ、花火の音から胎児の泣き声、お葬式の黒のイメージから黒あざを連想させるものと考えられていますが、どれも科学的根拠はありません。
はっきりとは分かっていませんが、
- 妊娠中は危険な場所に近寄らないように
- 精神的なショックを受けたり、心がざわつくような場所に行かないように
という戒め的な意味合いが込められていると考えられています。
よって、妊娠中に花火を見ることと、赤いあざのある赤ちゃんが生まれることには何の関係もないため、花火を見てはいけないということはありません。
ただし、妊娠中の花火には注意が必要な部分もあるので、しっかりと注意点↓↓も把握してから見に行ってくださいね。
焚火の煙や火事の煙に含まれている一酸化炭素は、妊婦が吸うと、胎児に影響を及ぼす可能性があるとされています。
花火の煙には有毒なガスは含まれていないので、心配はありませんが人混みで転倒したり、手持ち花火の場合は火の子が飛んできて火傷する危険があります。
このような理由から、危険な場所へ妊婦を近づけさせないために「あざができる」という迷信が生まれたようです。
とはいえ、「迷信と分かっていても、なんだか気分が乗らない…」という人は無理に花火を見に行く必要はありません。
母体がストレスを感じると、胎児に十分な酸素や栄養素が届かないなど、発育に悪い影響を与えることが分かっています。
そのため、花火を見ることで不安やストレスを感じてしまう場合は、胎教によくないため出産後に落ち着いてからの楽しみにとっておくのがおすすめです◎
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妊娠中に花火を見たのが原因?赤ちゃんの赤あざの原因と対処法は?
赤ちゃんに生まれつき赤いあざがある原因は、お腹の中で赤ちゃんが皮膚を形成する際に、真皮の毛細血管が部分的に拡がったり、異常に増えてしまったりすることだとされています。
正式名称は血管腫といい、赤いのは血液の中にある赤血球が皮膚のうえから透けて見えている状態だからです。
このような生まれつきの赤あざは、成長とともに消えていくものもありますが、中にはだんだん盛り上がって大きくなったり、痕が残ってしまうケースもあるので、放っておくのは危険です。
そのため、赤ちゃんに赤あざが見つかった場合はなるべく早く皮膚科や形成外科で医師に相談するようにしましょう。
あざの治療は、基本的にレーザーで行いますが、レーザー治療は回数を増やせば増やすほど効果が高くなるわけではありません。
薄いあざにレーザーをあてすぎると、色が抜けて白いまだらになってしまったり、色素沈着したりするリスクもあるため、医師の判断が非常に重要です。
病院を選ぶ際は、なるべく治療実績が多く、経験豊富な医師がいるところに相談しましょう。
妊娠中の花火と赤あざまとめ
いかがだったでしょうか^^
今回は、妊娠中花火を見ると赤ちゃんに赤あざができるという迷信について、真相や原因、対処法について紹介しました。
重要なポイントはこちら!
- 妊娠中の花火と赤あざに科学的な因果関係はない
- 生まれつきある赤あざの原因は毛細血管の部分的な拡張や増加によるもの
- あざは自然に消えるものもあるが、重症化する可能性もある
- 赤あざを見つけたら、なるべく早く皮膚科や形成外科の医師に相談する
妊娠中に見たものが胎児に影響することはありませんが、迷信を気にしてストレスを感じてしまうのはNGです。
赤ちゃんのことを第一に考えて、無理をせず穏やかな気持ちで過ごしてくださいね♪