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お月見泥棒とは?いつどこでやるのか歴史や由来・地域からルールまで徹底調査!

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満月になるとやってくる小さなお月見泥棒たちを、あなたはご存じですか?

泥棒と聞くと、あまりいいイメージがわきませんが、この『お月見泥棒』は普通の泥棒とは一味違った意味合いがあるんです!

今回はそんなお月見泥棒について、いつどこでやるのか歴史や由来、地域からルールまで徹底調査しました。

ぜひチェックしてみてくださいね♪

お月見泥棒とは?いつからどこで行われるようになったのか歴史や由来を徹底調査!

そもそも、お月見泥棒ってなに?いつから始まったの?

お月見泥棒とは、江戸時代から始まったとされる伝統行事のことです。

中秋の名月になると、縁側にお供えしてある月見団子や果物などのお供え物を子供たちがこっそりと盗みに来ることが、『お月見泥棒』という印象的な名前の由来となっています。

えーー!
お供え物を勝手に盗んだら、怒られちゃうんじゃないの?!

普段はもちろんいけません!笑
でも、十五夜のこの日だけは、子供がお供え物を盗んでも罪にならないんです!

月の満ち欠けは昔の人にとって、種まきや収穫のタイミングを教えてくれる神様のような存在でした。

そして子供は、そんな神様である月の使者だと考えられていたのです。

子供がお供え物を盗む=『神様がお供え物を食べてくれた』『神様にお供え物が受け入れられた』と解釈され、縁起がいいことだと喜ばれていたんだって!

以下のように言われることもあります!

  • お供え物を盗まれた家は豊作になる
  • 盗んだお供え物を食べた子供には健康や幸福が訪れる

最近ではお月見団子や果物などのお供え物ではなく、メッセージを添えて子供たちの食べやすいおかしを用意するパターンが多いようです↓↓

お月見泥棒をテーマにした絵本もあるので、気になる人はぜひ読んでみてください♪↓↓

子供たちがお菓子をもらって練り歩く行事といえば、真っ先に思い浮かぶのは「ハロウィン」ですが、この「お月見泥棒」もなんだか似たような雰囲気を感じますよね♪

別名、和装ハロウィンと呼ばれることもあるんだって!

なんともかわいらしい『お月見泥棒』ですが、残念ながら全国どこでも実施されているわけではないようです。

では、お月見泥棒が行われている地域はどこなのでしょうか。
次で詳しく紹介します!↓↓

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お月見泥棒が行われている地域はどこ?実態を調査!

お月見泥棒の風習が現在でも行われているとの情報が多かったのは以下の地域の農村部です。

  • 福島県
  • 茨城県
  • 群馬県
  • 千葉
  • 愛知県
  • 三重県
  • 和歌山県
  • 大阪
  • 宮崎県

中でも愛知県の名古屋市緑区や名東区、日進市、三重県の四日市市では、お月見泥棒の風習が地域に色濃く受け継がれており、今でも活発に実施されているようです。

同じ県内でも、地域によってやったりやらなかったりがあるみたい!

子供たちがワクワク楽しめる『お月見泥棒』、素敵なイベントですよね♪
それでは最後に、お月見泥棒を安全に楽しむためのルールについて紹介します!

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お月見泥棒のルールは?地域によって違いはある?

お月見泥棒は、中秋の名月だけはお供え物や畑で泥棒しても怒られない特別な行事だと分かりましたね!

…とはいえ、何をやってもいい、というわけではありません。

全国で統一された明確なるルールがあるわけではないようですが、昔は『畑からとっていいのは、横の道から片足で踏み込んだところまで』『持って行っていいのはひとり1つ』など地域ごとにルールが決められていたようです。

現在お月見泥棒が実施されている地域では、近隣の方からの苦情が小学校に寄せられることもあるんだって><

そうしたことから、お月見泥棒の日が近づくと、学校では良識ある行動を心がけるよう先生から説明があったり、注意点が書かれたプリントが配られるなど対策がされているそうです。

具体的には、以下のようなルールが見つかりました。

  • 自転車で回らない(徒歩だけ)
  • ほかの地区まで行かない(自分の住んでいる地区だけ)
  • お菓子をもらうときは挨拶をすること
  • 無理やりねだることはしない
  • 夜は9時まで
  • 参加できるのは小学生まで

上記のルールも地域によって微妙に異なっており、中には中学生でも参加OKだったり、挨拶が必要なく勝手に持って行ってOKという地域もあるようです。

でも、ルールが守れず苦情が原因で実施を取りやめてしまった地域もあります…。

ゲーム感覚で友達とお菓子の数を競うから、行動がエスカレートしちゃう子も多いみたい

昔ながらの地域ぐるみの貴重な行事がなくなってしまうのはさみしいですよね><

伝統的な行事であり、子供たちが毎年楽しみにしている『お月見泥棒』が継続できるよう、しっかりと決められたルールを守って参加したいものです。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はお月見泥棒について紹介しました!

昔はお供え物を「家主に気が付かれないうちに、こっそりと盗む」というスタイルだったようですが、現在ではインターホンを鳴らしてお月見泥棒でーす!」とかわいらしく挨拶してから泥棒をする地域が多いそうです。

江戸時代から2024年の現代まで受け継がれている「お月見泥棒」。

子供たちと地域の方々が触れ合うよい機会となる素敵な伝統なので、できれば途絶えることなく続いてほしいなと感じます^^

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